診療案内

一般歯科

虫歯や歯周病の治療、義歯の製作などを行います。健康保険での診療が基本ですが、治療内容や使う素材によっては保険適用外になることもあるので、治療の際には医師によく相談・確認を行ってください。

歯やお口に痛みや悩みがあればまず一般歯科へ来院を。そして、医師やスタッフに遠慮なくご相談ください。当院ではまずカウンセリングで患者さんの要望を聞き、保険診療から自由診療までプランを立てて丁寧に説明を行います。これはその他の診療でも同様です。

義歯(入れ歯)

義歯は、その人の失った歯を代用するもの。食べ物の咀嚼(そしゃく)をスムーズにしたり、おしゃべりをしやすくしたりといった役割を持っています。歯が1本もない人のための総義歯(総入れ歯)、部分的にない人のための部分床義歯(部分入れ歯)があり、保険診療での治療が可能です。

保険診療は費用を抑えられるメリットがある一方で、使用する素材が決められているため、見た目や着け心地を追求することはできません。より快適な着け心地や噛みごたえを求める患者さんは、自由診療(自費)を選択すると費用はかかりますが、素材や見た目にもこだわった義歯をつくることができます。

また、義歯は使用するうちに噛み合わせがズレたり、義歯が傷んできたり、治療後のメンテナンスが必須です。当院では最新の医学的知識に基づいた確かな理論に加え、35年余の歯科医経験から個々の状態を見極めて細やかな調整を行っています。高齢や持病などにより通院が難しい場合は、往診でのメンテナンスも可能。ご本人様に限らず、ご家族の方からの相談・質問もお気軽に。

自由診療での取り扱い

ノンクラスプデンチャー

保険診療での部分入れ歯では、入れ歯が動かないように金属製の金具(バネ、留め具)が付いています。口を開けた時に目立つ場合があり、「みんなで食事をするときに金具が目立つ」「思い切り笑えない」など、見た目を気にする人も少なくありません。ノンクラスプデンチャーは、プラスチック製の義歯床で入れ歯を支えるため、口を開けても金具は見えず、審美性に優れているのが特徴です。

アタッチメント

多様なアタッチメントを使って入れ歯をつくります。ノンクラスプデンチャーと同様、残った歯に金具をかけずに装着するため、しっかりと固定されて見た目も自然。装着時の違和感も少なくなり、強く噛めるなどのメリットがあります。インプラント以外の選択肢として、また体質的にインプラント手術ができない場合にも適している入れ歯です。

金属床

総入れ歯は、人工的につくられた歯と義歯床で構成されています。義歯床は口腔粘膜と密着する部分。保険診療の総入れ歯ではここがレジン(プラスチック)でつくられているため、厚みがあり、装着したときの異物感や食べ物の温度が伝わりにくいなどの不満をよく耳にします。これらを解消するのが、義歯床に金属を使った金属床です。金属を用いるので義歯床を薄くでき、違和感の少ない入れ歯をつくることが可能に。丈夫で変形が少なく、効率のいい咀嚼も叶えます。

根管治療

根管とは、歯の中にある神経や血管が入っている細いトンネルのこと。虫歯になった部分を削り、ばい菌に侵された根管をきれいに掃除してから、すき間を詰めてレジン(プラスチック)や金属、またはセラミックのクラウン(被せ物)をして穴をふさぎます。自分の歯を残すために重要な治療です。

歯科ではスタンダードな治療ですが、実は大変難しいとされている治療のひとつ。なぜなら根管はとても見えづらい場所だからです。当院ではレントゲンをはじめ、事前のカウンセリングでしっかり確認してから治療プランを提示。治療時も拡大ルーペを用いるなどの正確な治療を心がけています。

今後は歯科用CTの導入も検討し、より丁寧で患者様に負担の少ない治療へシフトしていきます。

矯正歯科

歯並びや噛み合わせを整える治療です。大人になると骨が硬くなり、動きにくくなるので永久歯が揃う中学生ごろに始めるのが最適です。当院ではまず、歯を抜かずに動かしてみることにしています。年齢や状態などにより矯正期間は個人差がありますが、2年半プラスマイナス半年を目安に考えてください。矯正に関する研究会にも参加し、最新のデータや技術にも精通。矯正でのお悩みについても手助けできることがあると思います。

当院は小児矯正にも対応しています。子どもの歯並びには、舌づかいや指しゃぶりといった癖が影響することも。それらの癖を矯正する訓練も取り組んでいますので、気軽にご相談ください。

審美歯科

審美歯科とは、見た目の美しさに重点を置き、キレイな口元を目指した歯科治療のことです。保険診療の虫歯治療ではあまり考慮されませんが、自由診療を選択することにより、見た目のよさも手に入れられます。歯の機能的な面と美的な面の両方に焦点を当て、それぞれの世代に合った口元の健康と美しさを得るお手伝いをしていきます。

機能的な面としては、歯並びや噛み合わせを治すのも審美歯科の一つ。美的な面では、歯を白く(ホワイトニング)したり、レジン(プラスチック)や金属ではなくセラミックを使ったりと、要望や費用に合わせた相談も受けています。

要望やニーズに合わせた手法があります

ホワイトニング

コーヒーや紅茶による歯の着色、喫煙による汚れなどを、歯を削ることなく安全に白くする方法。歯科医院で行う(オフィスホワイトニング)だけでなく、自宅でご自分で行う(ホームホワイトニング)方法もあります。
オフィスホワイトニングは1回の処置で効果を実感できるので、あまり時間をかけられない人におすすめ。ホームホワイトニングは、自分のペースで希望の白さまで行えるメリットがあります。

ただし、最初は自分の歯に合わせたマウスピースをつくる必要があるので歯科医院での診療が必須です。また、歯科医院と自宅で行う両方のメリットを組み合わせたデュアルホワイトニングという方法もあります

オールセラミッククラウン

虫歯治療で歯を大きく削った際に被せるクラウンにセラミックを使用します。保険治療ではレジン(プラスチック)や金属を用いるのが一般的ですが、見た目の不自然さや経年による変色・劣化は免れません。セラミックは自由診療となりますが、耐久性に優れ、適切なケアを続ければ長く使うことも可能。金属を使わないので、金属アレルギーの人にもおすすめです。

クリーニング

歯科医師や衛生士が行う専門的な歯のクリーニングである、プロフェッショナルティースクリーニングを略して、歯科医院では「PMTC」と呼ばれています。歯垢や着色汚れなどを丁寧に取り除き、必要があれば専門の器械を使用。ホワイトニングとは異なり、その人の本来の歯の色を取り戻す治療法です。

こうした汚れを除去するメリットとしては、虫歯や歯周病、口臭の予防など。口の中をスッキリさせたい、という気軽な気持ちでの利用も大歓迎です。

歯周病

歯周病(歯槽膿漏)は細菌の感染によって起こる炎症性疾患です。炎症が進行すると歯を支える土台の骨が溶け、抜歯の危機に陥りかねません。歯肉が赤くなったり、腫れたりしますが、痛みといった自覚症状が出にくいため放置してしまうことがあります。そのために症状が進行した状態でようやく来院される人も少なくありません。

また、歯周病は脳血管・心臓病・糖尿病・早産にも関係するというデータが発表されており、老若男女問わず予防に注力して欲しい病気のひとつです。歯茎が赤い、腫れている、下がってきた、歯磨きから血が出る、口臭といったサインや、いつもとは違う状態に気が付いたら早めに来院してください。

予防歯科

虫歯や歯周病になる前のケアを中心に行います。当院では治療後に定期検診の案内をするとともに、定期的なメンテナンスもおすすめしています。お口は体の入口。「口内環境の健康は体の健康と直結している」と言っても過言ではありません。現在は口内環境への知識や意識も高まり、「予防する」という診療科目への理解も広まってきています。世代によっても差はありますが、残念ながら都心部と比べると、地方では患者様の理解や認知度は低いといえます。

当院の予防歯科は、お口や歯のメンテナンスだけでなく、癒しの要素を取り入れたメニューもご用意。詳しくは《予防の大切さ》をご覧ください。

歯科医院でのプロケアと、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日のセルフケアを実践し、歯やお口から体の健康を守りましょう。

インプラント

インプラントは、歯科治療では虫歯や歯周病、あるいは先天性などによって失った歯を補うことをいいます。歯がない部位の顎の骨に、体に安全なチタン製インプラント(人工歯根)を埋め込み、手術後約2~3カ月でインプラントと骨が結合。そこにセラミック冠や金属冠といった人工の歯をかぶせます。
1本~全部の歯がない場合も利用でき、天然の歯に近い構造で見た目も自然。余計な歯を削る必要がないのも大きなメリットです。

ただし、外科処置となるので費用や時間もかかります。事前にしっかりとカウンセリングを行い、インプラントが最適の治療かどうかの見極めも大切。信頼のおける歯科医で診断・治療を受けるようにしましょう。

往診

希望に応じて自宅などへの往診も行っています。主体としているのは、通院が難しい高齢者の方たちの入れ歯のメンテナンスです。

放っておくと、健康な歯が弱ったり、口内環境が悪くなって口から十分な栄養が取れなくなる場合もあります。入れ歯の消毒やブラッシングを行い、口の中をサッパリさせると気持ち的にもスッキリとするはず。悪くなる前の予防も大切なので、ご本人だけでなくご家族の方からの相談もお待ちしています。往診可能な地域や時間帯など、お気軽に問い合わせください。